「とめけん」ってなぁに?
けん玉の技の1つに「とめけん」がある。
「とめけん」は、玉を上に引き上げて、
けん先に玉の穴を入れる技である。
玉がくるくる回ってしまうと、
けん先にうまく入らない。
「とめけんをするには、
玉をまっすぐ引き上げる」
と、このように解説されていることは多い。
「とめけん」にチャレンジし続けた
からこそわかったことは?
自分も最初、まっすぐに引き上げることを意識して
やってみたが、
なかなか成功しなかった。
何度もやっていくうちに、
あることに気づいたのだ。
それは、
「自分では真上に引き上げているつもりだったが、
玉はわずかに左回転している。」
ということである。
これでは、
どんなに真上に引き上げても
(引き上げているつもりでも)
けん先で受け止めることはできなかった。
自分ならではの解決法が見えてくる!
そこで、
わずかに左回転するのを軌道修正するために、
真上に引き上げていたのを、
わずかに左斜め上にして引き上げたのだ。
こうすることで、
わずかに玉は右回転していく。
もともと生じていた左回転と相殺して、
この右回転引き上げにより、
結果的に玉はまっすぐ上に引き上げられ、
無事にけん先で受け止めることができたのだった。
自分だけのやり方解説がある!
自分のクセや性質を理解することで、
一般的な解説の他に、
自分だけの解説ができるのだ。
この、
「とめけんをするには、
真上ではなく、
わずかに左斜め上に玉を引き上げる。」
というのが、
まさに自分にとっての解説なのであった。
まとめ
とめけんがうまく決まらなかったが、
自分の場合の問題点に気づき、
それを自分なりのやり方で修正する。
こうして、無事に成功することができる。
そんなことを、けん玉の「とめけん」という技で
紹介した。
一般的な解説、
一般的にやっていることは、
自分には合わないこともあるのだ。
だからこそ、
「自分の場合は、
何をどのように修正して成功に繋げるか?」
ということを考えてチャレンジすることで、
検証することができ、
具体的な自分だけの解決法に導き出せるのだ。
けん玉の「とめけん」のように、
真上に玉を引き上げるために
自分に何が必要か見極めるように、
時には、
自分だけのやり方にもチャレンジして、
成功をつかみとろう!!