ある時、関東から、
北海道へ行く方法を調べていた。
よくあるのが北海道内の空港に向かい、
飛行機で関東に行く方法。
または、大洗or新潟のフェリー乗り場に向かい、
船に乗って関東に行く方法。
大洗からは苫小牧に着き、
新潟からは小樽に着く。
そこからは電車に乗ってもいいし、
長距離バスも運行している。
当日、学生だった自分は、
時間や手間がかかってもいいから、
とにかくお金をかけす、
旅気分で関東に行きたいと考えた。
フェリーであれば、旅気分で行けるが、
電車での移動を思いついた
調べてみると、「青春18きっぷ」のような券が
あることがわかった。
その名も「北海道&東日本パス」。
それは、東日本エリアを鈍行列車で
乗りたい放題の券である。
ところで、函館〜青森間を行き来するには、
青函トンネルを通るのだが、鈍行列車は走っていない。
だが、青函トンネルを通る「急行はまなす」に、
その券で乗ることができる。
特急券のような追加料金を払わずに、
北海道〜関東を行き来きる、
素晴らしい券である。
※2023年6月現在、急行はまなすは廃止され、
青森から北海道に行くには、
別途料金がかかる。
期間は、連続した7日間である。
購入時に期間を指定する。
また、販売期間や利用期間は決まっており、
春、夏、秋のシーズンでの季節限定ではあるが、
春休みや夏休みなど、タイミングが合うと
利用できるのだ。
(1日目)
早朝に関東を出発。目指すは青森駅。
電車を乗り継ぎ、関東から東北へ北上する。
青森駅からが午後10時過ぎに出発する急行はまなすに乗る。
自由席なため、席が空いていれば、
シートに座って眠りにつく。
(2日目)
朝6時過ぎに札幌駅に到着。
早朝の札幌を散策できる。
ここから、電車に乗って、
北海道内を移動する。
このようなスケジュールで、
何度か電車旅をした。
なんといっても、安い料金で北海道に行くことができ、
電車旅で移動中も楽しめるのが魅力的であった。
時間をかけて、ゆっくり電車旅。
学生の頃のように、
また電車旅をするのもいいかもしれない。