講演やスピーチなど、
人前で話す機会があると、
うまく話せるか不安になることがある。
話す内容を紙に書いてみたものの、
いざ人前に立つとアガってしまい、
さんざんな結果になることもある。
そこで、本番前に、
口に出してみることをオススメする。
カラオケで歌う前に発声練習するように、
声に出して本番さながらに喋ってみるのである。
そうすると、紙に書いた文章では違和感なかったけど、
口に出してみると決まりが悪かったり、
言い回しがおかしかったりすることに気が付く。
そこで、表現を変えたり、省略したり追加説明をしたりして、
しっくりくるように変えることができる。
そうやっていくうちに、
喋っていて自信がなくなったり、
言葉に詰まることを、なくすことができるのだ。
また、何回もリハーサルの発生練習をしていると、
余裕が出てきて、
ちょっとしたエピソードを挟んでみたり、
2パターン、3パターンと話題構成をつくれたりする。
そうすることで楽しさが出てきて、
話す言葉により気持ちを乗せることができる。
すると自然と話に抑揚が出てきて、
聞いている側も話に惹き込まれたり、
心地よい気分になるのだ。
発声練習をして余裕が出れば、
聞いている人の反応を見る余裕もでき、
聞く人ファーストなお話ができるのだ。
「うまく喋れなかったらどうしよう・・・。」
と悩む前に、
「とりあえず口に出して喋ってみよう!」
と、発声練習を早めに始めて、
慣れるまで回数を重ねれば、
悩むが解消されることはよくあるのだ。