大切な人と、日頃から心を通わせたい。
運転中に見かける「すれ違い注意」。
車を運転していると、「すれ違い注意」と道路に書かれていたり、
看板があったりする。
道が狭くなっていたり、
見通しが良くてスピードが出しやすかったり、
傾斜があって対向車線にはみ出しそうだったり、
対向車とのすれちがいで気を付ける地点である。
お互いが注意することで、
対向車にぶつかることなく、
適度な距離を持って、
すれ違うことができるのだ。
人とのすれ違いにも注意しよう。
車だけでなく、
人とのすれ違いにも注意したいものである。
いろんな人がいるので、
場合によっては車と同じように、
相手と適度な距離をとってぶつからないようにする。
そうすることで、
自分の人生を順風に進めることができる。
また、大切な人とは心を通わせているつもりでも、
近くを進んでいるだけで、
お互いにすれ違っていることもある。
すれ違っている自覚がなく、
どんどん進んでいるつもりが、
実は、大切な人から遠ざかっている。
すれ違いに注意して、
人間関係を築いていこう。
このように、「すれ違い注意」というのは、
「どうしても接しなくてはならないから、
ぶつからないように距離をとろう。」
とか、
「心のすれ違いが起きていないか、
お互いの日頃の接し方を見直してみよう。」
といったものがある。
人間関係をうまく築き、
その結果、自分の人生を心豊かに進んでいくため、
とっても大切な「注意」なのである。
さいごに
年月の経過とともに、
自分の考え方や価値観は変わっていく。
同じように、
周りの人も変わっていく。
最初は近くで一緒に進んでいたけれど、
年月の経過で、だんだん違和感が出て、
お互いにぶつかってしまう。
そして、お互いの方向が少しずつ変わっていき、
距離が遠ざかっていく。
これは、ごく自然なことである。
友達と疎遠になっても、
それは、お互いそれぞれ自分の人生を
しっかり歩んでいる証拠なのかもしれない。
家族であれば、
無理に近くには進まず、
見守り、
言葉や態度や生活で働きかけて示して、
心を通わせる日々のちょっとした努力をする。
特に、大切な人とは、
「すれ違い」を恐れずに、
「心の通わせ合い」に重きを置いて、
お互いに幸せな人生を歩んでいきたい。