桃鉄も人生も、おもしろい!
※前編はこちら。
3、目的地がコロコロ
変わったっていい。
桃鉄では最長100年で遊ぶと、
何十回と目的地が変わっていく。
自分の人生の目的地は、
今まで何回変わっただろうか。
無事に目的地に到着でき、
いろいろと経験する中で、
また新しい目的地を見つけて、
新しい道を歩んでいる人もいるだろう。
または、目的地になかなか到着できず、
寄り道をしていく中で、
「これが本当に自分に向いているものかも?」
と、新しい目的地を見つけて、
軌道修正している人もいるだろう。
いろいろな人生があるが、
目的地がコロコロ変わっている時、
「自分は一貫してやり遂げることができないんだなぁ。」
と、悲観的に思うこともある。
何か1つのことを極めている人と比べて、
自分は意志が弱いとか考えてしまうからである。
だが、落ち込む必要はない。
1つの目的地を極めている人は素晴らしい。
そして、目的地がコロコロ変わっていく人も、
臨機応変にあらゆることにチャレンジして
幅広く行動できるから、誇らしいことなのである。
大切なのは、
「目的地が何回変わったか?」ではなく、
「自信を持って目的地を目指し、
成長していくこと」ではないだろうか。
「初志貫徹」、「臨機応変」。
どちらも前向きに目的地を目指していけるね!
4、四国限定でも、日本全国でも、
人生に深みが増していく。
例えば、桃鉄で「目的地は四国!」と決めて、
四国の中を回りながら、
四国を極めていく。
人生も、1つのことを極めていくやり方もある。
または、目的地は日本各地どこでもあって、
時には、北海道から九州に
目的地を大幅に変えたりもする。
人生も、いろんなことを経験して、
視野が広がり、できることが増えていく。
どちらの人生も、人生の深みを増していくだろう。
5、自分で力で進むからこそ、
人生はおもしろい!
桃鉄では、自分で考えて目的地を目指す。
サイコロを振るか。
カードを使うか。
遠回りになったとしてもカード売り場に行くか。
自分で考えて進むから桃鉄は楽しいのだ。
これが、
「今月はサイコロを振って。」
「来月は目的地はいいからプラス駅に行って。」
というように、誰かに言われて進めていたら、
ちっとも楽しくないだろう。
自分の人生で、「自分」という主人公が
隅に追いやられてしまったら、
人生に深みを増すことはないだろう。
目的地を四国に絞ってもいいし、
日本全国でもいい。
どんなやり方でも、
「自分」を持って、
サイコロを振って進んでいってほしい。
サイコロ振って1しか進めなくても、
その1歩を自分で歩むことが大切だね!
さいごに
自分は小さい頃、
「卓球の選手」になりたかった。
またある時は、「野球選手」になりたかった。
他には、自分は覚えていないのだが、
幼稚園の時に将来の夢を書くことがあったのだが、
「オオカミのように強くなりたい!」
と、自分は書いたそうなのである。
社会人になった今も、
将来の夢をホワイトボードに書き出して、
部屋に飾っている。
また、毎年、年始になると、
「100のウィッシュリスト」として、
今年やりたいことを100個書いている。
このように、いつの時も、
大きいものや小さいものもあるが、
「目的地」がいっぱいある。
休日の半日を使って到着できそうな目的地もあれば、
何年もかけて目指していく目的地もある。
もし、目的地が1つもない状態で、
日々の生活を送っていたら、
人生のおもしろさが半減していたかもしれない。
自分の力で目的地を目指していく。
そして、今日1日を大切にしていく。
人生は、桃鉄のように、
「おもしろい!」
「楽しい!」
ことばかりではないが、
自分で目的地を決められて、
自分の力で目指すことができるのだから、
楽しいものにしていくことができるだろう。
※前編はこちら。