熱することも、あら熱をとることも大切なこと。
この記事を読むとわかること
・料理では、熱した後に、あら熱をとることで、
味が染みこみやすくなったり、衛生的に保つことができる。
・これは、人の心にも言えることであり、
カッとなったとしたら、周りが見えるようになるまで待って、
頭を覚ましてみよう。
・カッとなることも、頭を覚ますことも、
どちらも必要なことである。
1、あら熱をとって、
料理を美味しく安全にする。
熱した後に、あら熱をとって、
手で触れられるくらいまで冷ます。
この「あら熱をとる」ことで、
味が染みやすくなったり、
崩れることなく、
きれいに切り分けることができる。
また、あら熱をとらずに冷蔵庫に入れると、
熱さで温度差が激しいため水滴が付きやすく、
カビや痛みが発生可能性がある。
あら熱をとることでカビや痛みを防ぎ、
衛生的であり、より安全に食べることができる。
2、人の心のあら熱をとることも
大切である。
この料理であら熱をとるというのは、
人の心にも当てはめることができるだろう。
人間、時には、怒りが収まらなかったり、
興奮が冷め上がらないこともある。
その状態で、感情に任せて動いてしまうと、
周りの人と軋轢が生じたり、
事態が悪化する恐れがある。
「短気は損気」という言葉があるが、
あまりにも感情を露わにすると、
結果的に自分が損をすることがよくある。
オーブンで熱々になった料理のあら熱を
とるように、
怒りが頂点に登ったら、
グッと堪えて、
頭が冷えるまで待って落ち着こう。
3、完全に冷まさなくてもいい。
あら熱をとるというのは、
しっかり冷ますことではない。
冷ますのは、
手に触れられるくらいまで冷ますのであり、
十分に熱の入っている温かい状態である。
人の心も、あら熱をとるくらいが、
適切な温度感で動くことができる。
冷蔵庫に入れるように完全に冷ますことで、
冷静になれて、物事もうまくいくことがある。
だが、冷静になりすぎて、
自分を抑えたり、
人に言わないといけない場面で言えなかったりする。
すると、自分の心の中でモヤモヤが残り、
事態も改善されないことがある。
熱々の状態で感情任せにぶつけるのは良くないが、
あら熱をとった状態で、
自分の気持ちを相手に伝えるのも大切である。
あら熱をとることで、
時と場や言葉を選んで、
ある程度の相手のことを考えて、
動き出すことができるだろう。
さいごに
熱々の料理も美味しいが、
ヤケドをしたり、
崩れやすかったりする。
そこで、手で触れられるくらいの
あら熱をとることで、
より美味しく安全に食べれることもある。
人の心も、あら熱をとると、
人間関係が円滑になるかもしれない。
思うことがあっても吐き出さずに、
何でもかんでも自分の心に溜め込んでしまうと、
事態は改善されず、心を壊してしまう恐れがある。
逆に、思ったことをすぐ口に出して、
愚痴や悪口や訴えを言い続けても、
周りの人との関係性や事態が悪化したり、
自分が損をする結果になることが多い。
このバランスが大切だろう。
冷静に対処しつつも、
必要な時は気持ちを相手に伝え、
建設的に事態の改善に努める。
料理でいう「あら熱をとる」ということが、
ストレスフルな現代社会では、
大切なのではないだろうか?


