「いつやるか?今でしょ」の本を読んだ感想


今やろう!



この記事を読むとわかること

・「いつやるか?今でしょ」の本は、
林修さんが書かれた本である。


・この本は、今すぐできる45の自分改造術に
ついて教えてくれる。


・この本は次のような人に特に読んでほしいと考える。
やる気が空回りしている人
自分に自信が持てない人
完璧主義な人
長期目標が立てられない人
自分で抱え込んでしまう人




・特に自分が共感したのは、次の3つである。

①完璧を目指すことがいいことではない
②5年という時間の重さを知るために手帳を使う
③こだわりのバランス





1、この本の紹介

「いつやるか?今でしょ」は、
林修さんが書かれた自己啓発の本である。

仕事観や仕事への考え方について、
林先生の実体験を基に紹介されている。

また、仕事だけでなく、
生活のあらゆる面で、
人生そのものにおいて、

どのように向き合い、考え、行動していくか、
そのメソッドが1冊に集約されている。


45の自分改造術があり、

何をすべきで何をやめるべきか、
ゴールの見極め方や伝わる伝え方など、

あらゆる場面から林先生の前向きで現実的な考え方を学び、
熱き想いが伝わってくるのである。



2、こんな人に読んでほしい。

ここで、自分が考える、
「この本は特にこんな人に読んでほしい」
というのを述べていく。

やる気が空回りしている人

がんばって行動しているし、
積極的であるけれど、
周りの反応が冷ややかだったり、
あまり結果に繋がらない。


自分に自信が持てない人

いつも周りの目を気にしてしまい、
自分はこれでいいのだろうかと不安になりやすい。

完璧主義な人

何事も完璧にこなそうとするが、
限られた時間の中ではうまくいかず、
落ち込んでしまう。

長期目標が立てられない人

目の前の生活で精いっぱいで、
本当は目標を立てて成長していきたいのに、
先のことが見えず、達成感を感じられない。


自分で抱え込んでしまう人

人に任せることができず、
何でも自分1人でやろうとし、
質の高い成果を出せず消耗してしまう。





3、自分が共感したところ3選

45の自分改造術の中で、
自分が特に共感したところ3つを紹介する。





①完璧を目指すことがいいことではない

完璧にこなすこと自体は悪いことではないが、
それが故に期日に追われてしまい、
上司が求めるものからズレてしまうこともある。


指示されたことを忠実に再現すればいいのかもしれない。

だが、その仕事は最終的には誰がどうなると
着地できるのかを考えてみよう



この仕事は、上司や取引先のお客さんが納得することが、
最大の目的だとする。

誰かが満足するように仕事をこなす。

完璧かどうか、精度が高いかどうかではなく、
今やっている仕事の意味を捉えて、
それを求めている人が満足してもらうことが
大切なのではないだろうか。







②5年という時間の重さを知るために手帳を使う

未来の自分を想像し、逆算して、
今の自分は何をするべきかを考えてみる。


この「未来の自分」というのは何年後を指しているのか。


これは、置かれた環境やその人の性格によって変わってくるだろう。

この本では、
「5年後の自分の姿を想像せよ!」
と書かれている。


といっても、「5年先の自分なんて想像できない!」
と思う人もいるだろう。

そこで、手帳を使って過去を記録し、
そこから5年という時間の重さを知り、
想像していこう
と書かれている。


1年の始めに今年の目標を書き溜めて、
達成できたものには〇をつけていく。

1年の終わりや新しい年が明けてから、
1年間をふりかえり、
どんなことができたかを把握する。

こうして1年、また1年とくりかえしていく。


すると、1年間でこれだけのことができた。
5年にすると、さらに発展したり、
より多くのことができたとわかるはずである。


それによって、自分の成長を可視化し、
自信にも繋がるだろう。


こうして、過去の5年を知ることで、
未来の5年を想像することができてくる
のだ。


未来はどうなるかわからない。
でも、自分の力でできることもある。





③こだわりのバランス

あらゆることにこだわりがある人もいれば、
特にこだわりを持っていない人もいる。


こだわりがないと、どうしても受け身になってしまい、
楽しさが見いだせないかもしれない。

では、こだわりは多い方がいいのか。


この本では、

「こだわりが多すぎると自分の世界を小さく閉じてしまう」

と書かれている。



自分の仕事の核となるところはこだわりを持ち、
他のところはプロに任せてしまう。


このような、こだわりのバランスが大切である。



世の中には、ジャンルごとに専門的に長けている人がいる。


全て人任せにせず、自分でも知って把握することは大切だ。

だが、何においても自分のこだわりを貫くというのは、
良い結果が出せなかったり、
円滑な人間関係が築けなくなる恐れがある。


プロの方に敬意を持ってお願いし、
核となる譲れないところは自分の力で仕上げていく。


このように補完し合うことに寛容になれれば、
世の中が生きやすくなるだけでなく、
やりたいことを実現させる力もついてくる
だろう。





さいごに

本屋さんで「いつやるか?今でしょ!」
という本のタイトルを見た時、

「林先生の本だ!」

と思い、即購入した。



東進ハイスクールの現役講師でありながらも、
テレビでもご活躍されている林先生。


そんな林先生が本を出版された。


これは読まない手はない。



本を読んでみると、最初の項目に、

挨拶についての向き合い方について紹介されており、

日常の細部にいたるところでも、
林先生の考えが実体験を基に書かれており、

感銘を受けることばかりであった。


5年後の未来の自分を見据えつつも、
今日を、今をしっかり生きる。


まさに、

「今でしょ!」

ということである。


本を読んで得た知識を、

「いつか活かしていきたいな。」


ではなく、今動き出す!


林先生が教えてくれた45のメソッド。

自分に合うものを1つでも多くモノにしていこう!


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