数字という絶対的な指標があると、物事が明確になり、スムーズに事が運ぶことが多い。
・テストで80点以上取れたら合格になる。
・制限時間60分以内にミッションをクリアする。
・今月は10件受注するのがノルマである。
このように、数字で表現しているからこそ、「具体的にどこまで?」というのがはっきりして、その条件を満たしたかどうかで結果がわかるのだ。
数字を意識することで、より高い意識を持って取り組むことができるだろう。
一方で、数字を意識しすぎてしまうと、思わぬ支障が出ることもある。
・一般的に2時間で完成できる。
・前回のテストでは70点が平均だった。
完成させるのに3時間かかっても問題ないし、今の段階ではテストで60点のレベルでも構わない。
それなのに、「2時間」や「70点」の数字を意識しすぎて、「自分には実力がない。」と判断して落ち込んでしまう人もいる。
数字という指標の中で、「これは高く意識するとよいだろう。」とか、「あれは目安にする程度であまり気にしなくてよい。」と、自分なりにどう捉えるのか区別してみよう。
そこまで意識しなくてよい数字に対して意識しすぎてしまい、数字で自分を比較して劣等感から挫折してしまう。
これは非常にもったいないことである。
「数字を意識しない」ということを意識する。
あらゆることを上手に進めていくために大切なことだといえるだろう。


