感謝も、謝る(あやまる)も「謝」の字を使うのはなぜ?


相手にお礼を言う。”ありがとう”を伝える。

そのようなことを、感謝するという。

一方、相手にお詫びをする。”ごめんなさい”と伝える。

そのようなことを、謝るといったり、謝罪するという。

ポジほわ
ポジほわ
感謝も謝るも、どちらも「謝」が入っている。
感謝と誤る、これらは反対の意味が気がするけれど・・・?

では、なぜ「謝」の字で、感謝と謝るの両方を表現できるのだろうか?

「感謝」の反対の言葉が「謝る」のように思われるため、違和感があるかもしれない。

そこで、「謝」の字の意味を調べてみた。

しゃ【謝】[漢字項目]

[音]シャ(漢) [訓]あやまる
[学習漢字]5年
1 わびる。あやまる。「謝罪/陳謝」
2 ことわる。「謝絶」
3 礼を言う。「謝意・謝恩・謝礼/感謝・多謝・拝謝」
4 お礼やおわびを表す金品。「月謝・薄謝」
5 入れかわる。「新陳代謝」
6 (「藉しゃ」の代用字)いたわる。「慰謝料」

引用:コトバンク

調べてわかったのだが、「謝」の字には【わびる。あやまる。】という意味の他にも、【礼を言う。】という意味もあるのだ。

だからこそ、「謝」の字は、感謝にもなり、謝るにもなるのだ。

そう考えると、「謝」には「ありがとう」と「ごめんなさい」の両面を兼ね揃えており、人間にとって非常に大切な文字といえるかもしれない。

人に「ありがとう」を伝えることは大切。

そして、人に「ごめんなさい」を伝えることも大切。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える人。

素直な気持ちを人に伝えられる人。

きっと、「謝」の字のように、感謝と誤るの両面を持っており、人として厚みのあることだろう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です