転職活動でエージェントを利用する人も多いだろう。
エージェントが希望に合った求人を紹介してくれたり、職務経歴書の添削や面接対策などに応じてくれるので、求職者にとって心強い存在となる。
一方で、エージェント任せにせず、常に自分で考えて判断をすることも大切である。
転職エージェントが紹介した求人で、求職者が入社できた場合、その入社した会社から一定割合の報酬がエージェント会社に入るのだ。
そのため、エージェントというビジネスの構造上、多くの求職者に転職してもらう必要が出てくるのだ。
もし、30社くらいのたくさんの応募を勧めてきたり、条件と違う求人を紹介された場合はどうしたらいいだろうか?
そのようなエージェントの意図がわからない場合は、エージェントの立場に立って考えてみよう。
もしかすると、たくさん応募してどこでもいいから内定をとって転職してほしいと思っているかもしれない。
また、求職者の希望よりも入社しやすい企業に応募してほしいのかもしれない。
「月に〇人を入社させる」というノルマがあるため、とにかく入社させようとするエージェントも中にはいるだろう。
エージェントの事情を知っておけば、エージェントの言動に疑問があってもその意図を理解しやすくなる。
そうすれば、エージェントが求職者のために言っているのかどうか見極めることができる。
求職者が不本意な転職をしないように、時にはエージェントの立場に立って考えて、必要に応じてエージェントのサポートを受けながら主体的に転職活動をしていこう!!

