転職するからには、できれば年収を上げたいもの。
自分の条件に合う企業から内定がもらえて入社したいと思っても、現職から年収が大きくダウンするのだと躊躇してしまうかもしれない。
年収の高さは、生活水準に直結するため、見過ごせない大事なポイントである。
しかし、特に未経験の業界だと、年収ダウンになることが多い。
もし、自分がやりたい業界・職種であり、その企業に転職することで達成したい夢があるのであれば、年収ダウンはどう考えたらいいのだろうか?
考え方の1つとして、「年収ダウンと引き換えに得られるものは大きいのかどうか?」を判断基準にするといいだろう。
例えば、現職では往復3時間の通勤時間がかかってしまうが、転職すると往復10分で済む場合はどうだろうか?
もし転職すると年収が100万円ダウンしたとしても、毎日の通勤時間が約3時間短縮できる。
その浮いた3時間で、通勤中ではできなかった家族との時間や自己研鑽に使うこともできるのだ。
年収100万円ダウンの場合、1ヶ月では100万円÷12ヶ月≒8万3千円。
一方、1ヶ月の出社日を22日とすると、浮いた時間は3時間×22日=66時間。
8万3千円÷66時間≒1,257円。つまり1時間あたり1,257円を払って時間を買っていると言えるかもしれない。
転職により1年に100万円を支払い、年間に約800時間を購入して、その時間を有意義に過ごす。
もちろん、このような単純な計算ではないだろう。
3時間の通勤中にもできることはあるし、満足度は人によって違ってくる。
ただ、ざっくりとした計算をすることで、「年収ダウンと引き換えに得られるものは大きいかどうか?」をイメージする指標となるだろう。
「年収ダウン=良くない転職」と決めつけずに、「年収ダウンはするけれど、それと引き換えに何が得られるか?」を考えると、転職の可能性を広げていけるかもしれない。

