コロナ禍から導入する会社が増えたリモート勤務。
コロナが落ち着いてからはリモートから原則出社に切り替えた会社も多いが、求職者のリモート勤務への人気は根強い。
業種や職種によってもリモート導入率は変わってくるが、結局のところはその会社がリモートを推奨しているかどうかで勤務方法が決まってくる。
そのため、転職したい会社の方針を求人情報やホームページから調べて、リモートができるか確認しておこう。
また、面接時や内定が出た後に、「この部署でのリモート率はどのくらいですか?」「社員全体では平均すると週に何日くらいリモートをされていますか?」のように聞けば、より詳細な状況がわかるだろう。
このように、入社前にリモートの可否についてよく確認することは大事である。
ただ、リモートOKであったとしても、入社してすぐに利用するのは一般的に難しいとされている。
それは、自分1人で仕事を回せる状態でないと、リモートをしても仕事を的確に迅速に行うことができないからである。
特に未経験の業界や職種への転職の場合、何でも自分でできる状態になるまでには長い期間がかかるだろう。
1年務めて、ようやく週1日くらいのリモート勤務ができるかもしれない。
このように、リモートをするには知識や経験、実績を積んで会社からの信用が必要になるケースが多い。
自走できるからこそリモートができるといっても過言ではないだろう。
なので、「入社してすぐにフルリモート」を思い描くよりも、「入社してしばらく経験を積んで、自走できるようになったら少しずつリモート勤務を増やしていく」というキャリアプランの方が現実的かもしれない。

