旧NISAで買った銘柄は5年後に非課税から課税に変わる?出口戦略を考えよう(体験談)


現在のNISA(新NISA)は非課税期間が無期限だが、2023年までの旧NISA(一般NISA、つみたてNISA)は非課税期間を過ぎると売却時に20%の税金がかかる。

一般NISAの非課税期間は5年間なので、2021年に購入した銘柄は、5年後の2026年になると課税対象となる。

楽天証券では、非課税期間が終わりに近づいてくると、メールで「非課税期間終了のお知らせ」の通知がある。

ここで、次の2択を考えることになるだろう。

➀何もせず2026年を迎える(2021年購入分は課税対象になる)

➁非課税期間中に売却する(税金がかからない)

この➀と➁で、どちらがお得になるかはわからない。

「売却するタイミングで利益が出るかどうか?」

「➀の場合は税金がひかれてもお得かどうか?」

ここを考えて判断したいところだが、株価は今後上がっていくか下がっていくかは誰にもわからないのである。

ちなみに自分の場合は「➁非課税期間中に売却する(税金がかからない)」を選んだ。

非課税期間を目一杯活かすために2025年12月に売却。

購入した2021年よりも今の方が株価が上がっていたのも決めての1つだった。

そして、売却金が証券口座に入り、その売却金を使って新NISAで同じ銘柄を一括購入した。

一括購入のタイミングによっては今後損をする可能性もある。

だが、非課税期間が無期限の新NISAで運用すれば、長期的に株価が上がっていくだろうと思ったのだ。

旧NISAを買った時、5年後の非課税期間終了後はどうしようかという出口戦略は特に考えていなかった。

楽天証券から非課税期間終了の通知が来てから慌ててどうしたらいいか考えたのだが、どうにか売却してからの一括購入をすることができた。

この選択が得だったのか損になるのか。

それは売却時に初めてわかることである。

自分で調べて理解して、損をする可能性ができるだけ低い選択ができたつもりなので、売却時もきっと後悔しないと思う。


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