今日のニュースで、
また新たな投資詐欺の実態について報道されていた。
新たな投資詐欺の実態は?
手口は次のようなものである。
SNSで芸能人の画像を勝手に使い、
まるで、その芸能人が紹介しているように投稿されている。
その投稿を見ると、
「投資で儲かるやり方を教えます」
のようなものである。
その投稿にあるURLに入ると、
投資家のLINEグループに入れられてしまう。
そのLINEグループで、
いろんなメンバー(サクラと思われる)が
投資で儲かったような連絡があって、
このLINEグループで紹介されている株を買えば
確実に儲かるように信じ込ませる。
さらに、たくさん入金させるように、
いろんなメンバーが多額に投資して儲かったような連絡が続き、
多額のお金を注ぎ込んでしまう。
自分が買った株を売りたいといくら連絡しても、
何かと理由を付けて引き出してもらえず、
投資に使ったお金をだまし取られてしまう。
このように、
芸能人の画像を使ったり、
LINEグループでの巧みなやりとりにより、
この株を買えば儲かると信じ込ませて、
お金を次ぎこんでしまうのだ。
どうすれば投資詐欺に
遭わずに済むのか?
実際に被害に遭われた経緯
ニュースでは、実際に被害に遭われた方に
取材をしている様子が報道されていた。
その方は、定年直後、退職金などの手元にあるお金を
老後に向けてどうにかお金を増やせないかと思い、
投資の勉強をするためにSNSで情報収集をしていた。
フェースブックの投稿で、芸能人の写真が貼られており、
その芸能人の投資講座に参加案内の内容だった。
その投稿から投資仲間のLINEグループに誘導され、
巧みなやりとりで儲かると信じ込ませ、
約2,000万円の被害に遭われたそうだ。
複数の情報源をもって勉強する。
やみくもに投資するのではなく、
勉強をして自分で理解した上で投資をすることは大切である。
だが、
「1つ目の情報だけ」で投資を始めるのは、
リスクが大きい
といえるだろう。
被害に遭われた方は、
フェースブックの投稿からLINEグループに入り、
そこの情報「だけ」で投資を始めてしまった。
もし、投資を始める前に、複数の情報収集をしていたら、
「こっちの方は詐欺なのではないか?」
と気が付きやすくなるだろう。
SNSを見たり、投資関連の本を読んだり、
投資関連の動画を見たり、
投資をやっている人から話を聞いたり。
投資関連の動画1つにとっても、
動画1つだけ見るのではなく、
いろんな発信者の動画を見るようにする。
このように、
複数の情報源で広く情報収集して勉強することで、
「この投資法は、いろんな情報源で紹介されている。
おそらく、一般的な投資方法なのだろう。」
と、初心者でも適切と思われるやり方で
投資を始めやすいだろう。
逆に、
「あの投資方法は、1つの情報源にしか出てこない。
しかも、他の情報源では【危ない投資法】として紹介されている。
あの投資法はしないように気を付けよう!」
と、詐欺かもしれないと予防線を張っておくことができる。
まとめ
最近の新たな投資詐欺として、
SNSの投稿で、芸能人の画像を勝手に張り付けて、
閲覧者を投資仲間のLINEグループに誘導し、
巧みなやりとりで「この株は儲かる」と信じ込ませ、
多額の金を次ぎ込ませてだまし取るという手口のものがある。
投資詐欺に遭わないためには、
次の2つのことが大切だと考える。
➀全く知識を持たずに、やみくもに投資を始めない。
➁勉強しても1つ目の情報源だけで判断して投資を始めない。
そして、
複数の情報源をもって、広く情報収集をして勉強し、
・どの投資法が一般的なのか?
・どの投資法が詐欺案件なのか?
それを見極められるようになってから投資を始める。
こうすることで、
投資詐欺に遭う可能性がグッと下げることができるだろう。
自分は投資を始める時、
いろんな発信者からの動画を見たり、
いろんなブロガーのブログを読んだり、
いろんな著者の本を読んだり、
複数の情報源から勉強して、
「これなら投資始められるかも!」
という心境になってから投資を始めた。
その甲斐あって、
投資詐欺に遭うことなく、
資産運用することができている。
投資をしたい人が、
投資詐欺に遭うことのないように、
複数の情報源から勉強することは大切である。