多くの人に愛される料理。
カレーライス。
当初、カレーライスは、
「ライスカレー」と呼ばれていたのをご存知だろうか。
自分はある日、
とあるテレビ番組を見た。
それは、
【「カレーライス」と「ライスカレー」の違いは?】
という内容であった。
その時に、「ライスカレー」というものを
初めて知った。
カレーライスとライスカレー。
この2つの違いをざっくり言うと、
次のとおりである。
「カレーライス」
カレールーとご飯が別のお皿に分けられた高級感のある料理
「ライスカレー」
ごはんにカレールーをかけた家庭的な料理
現代は、特に区別せずに
「カレーライス」と呼ぶことが多いと思う。
おうちでつくるご飯にカレールーをかけたのって、
もともとは「ライスカレー」だったのだ。
ここからは自分なりの解釈なのだが、
「カレーライス」と聞くと、
料理名という認識だが、
「ライスカレー」と聞くと、
料理名だけでなく、家族の暖かみを感じられる。
家族で食卓を囲んでカレーを食べて、
「おいしいね!」
って笑顔になって、
心が温まる幸せな空間。
お店でカレーを食べる時、
家でカレーを食べる時、
(カレーライスだ!)
と思いながらも、
(ライスカレーだ!)
とも思ってみる。
ライスカレーから連想される、
心温まる家庭ストーリー。
カレーと出会ったら、
ライスカレーのことを思い浮かべ、
心がほっこりする機会が増えていく。
ライスカレーに想いを馳せることで、
生活が今よりもちょっと
前向きなものにしていけるだろう。