納豆は美味しい。
朝ごはんに、
白米と納豆が欠かせない。
納豆は好き嫌いが分かれると思うが、
自分は、
納豆の粘り気や香りや味が好きである。
また、カレーも美味しい。
定期的に無性に食べたくなる。
ターメリックの香辛料が食欲を注ぐ。
カレーが嫌いな人っていないんじゃないかなっていうくらい、
万人が好きな食べ物と言っていいだろう。
ところで。
この納豆と、
カレー。
合体させようなんて、
一体誰が考えて実践したのだろうか?
「納豆カレー」というワードを初めて耳にした時、
「美味しくなさそう・・・」
って思えた。
納豆とカレーのお互いの魅力を潰してしまい、
美味しさが半減するのではって思ったのだ。
ただ、
友達から聞いた、
「納豆カレーって、美味しいよ!」
という話から、
怖いもの見たさで、
納豆カレーにチャレンジしようと意を決したのだった。
納豆をかき混ぜ、
カレーの中に注ぎ込む。
もう後戻りはできない。
おそるおそる、
「納豆+カレー+白米」
を、口の中へと運んでいく。
口の中に入れて、
よく噛んで、
口の中全体に納豆カレーが行きわたり、
良きところで飲み込む。
そして、わかったことがある。
納豆カレーはめちゃくちゃ美味しい。
納豆とカレーは絶対にケンカすると思ってたが、
絶妙なハーモニーを奏でてくれる。
納豆の粘り気が、
カレールーに混ざっても寛容であり、
「粘ったカレー」は新しい食感であり、
新鮮な味覚である。
納豆とカレーのそれぞれ良いところが
引き立っているのだ。
「おいしくなさそう・・・。」
だなんて思い込みをしてしまって、
実際にやってみることが
どれだけ大切なことか。
納豆カレーを実際に食べてみて、
それがわかったのだった。