油の取り扱いをコントロールできれば、
天ぷら料理が作れる!!
天ぷら料理は難しい?
「油をたくさん使うから。」
「使い終わった油の処分の仕方がわからないから。」
天ぷら料理を作りたいと思っても、
何かと躊躇してしまうこともある。
自分は一人暮らしをしていた時、
天ぷら料理は一度もしたことがなかった。
スーパーのお惣菜コーナーで
天ぷらを買って、
家でレンチンして食べれば、
おいしく食べられたからである。
でも、
「揚げたてのアツアツで
サクサクの天ぷら」
は、手づくりだからこそ食べられるものである。
また、自分の好きな具材を
好きな量だけ作れるのも、
手づくりの醍醐味である。
天ぷら料理を作ってみたい。
でも、難しそうって思っていた。
天ぷらが挙げ上がってすぐのつまみ食い。
あれって、すっごく美味しいんだよね!
野菜炒めの油たくさん使った
バージョンが天ぷら料理??
天ぷら料理は
次のような工程である。
➀野菜などの具材をカットする。
↓
➁天ぷら衣をつける。
↓
➂熱した油の中に入れて揚げる。
↓
➃火が通ったら取り出して完成!!
一方、野菜炒めの工程は次のとおりである。
➀野菜などの具材をカットする。
↓
➁油を敷いたフライパンに野菜を入れて炒める。
↓
➂塩こしょうなどの調味料で味を調えて完成!!
この、「天ぷら料理」と「野菜炒め」。
どちらも、「油を使って野菜に火を通している」
ということは同じである。
また、「天ぷら衣をつけるか」、
「調味料をかけるか」の違いはある。
だが、大きな違いは、
【大さじ1程度の少量の油を使うのが「野菜炒め」
たくさんの油を使うのが「天ぷら」】
ということある。
野菜炒めなら気軽に作れるのなら、
天ぷらは油の量を多くしたバージョンだと思えば、
天ぷら料理を作るのにかけられた
心のハードルが低くなってくるだろう。
野菜炒めの延長として天ぷら料理があるんだね!
油の準備ができれば、
天ぷら料理ができる!
天ぷら料理は、野菜炒めのたくさん油を使う
バージョンである。
とは言っても、そのたくさん油を使うから、
なかなか手が出しづらいというのがあるだろう。
特に、油を使い終わった後の保管や処分に
困るという人もいるだろう。
逆に言うと、
その油の保管と処分さえわかればシメたもの。
安心して油の準備ができて、
天ぷら料理ができるのだ。
では、油はどのように保管して、
どのように処分するのか?
油の保管方法
そこで、まず、油の保管方法について述べていく。
「オイルポット」という、
油を保管できるものがある。
天ぷらを揚げた後、
十分に油を冷ましてから、
オイルポットに油を入れて保管する。
そして、後日、揚げ物や炒めものをする時に
そのオイルポットから油を取り出すのである。
または、家にある鍋の中から、
「揚げ物専用の鍋」と
認定しちゃうでも良い。
鍋は、小ぶりで深さがあれば、
油を使う量を抑えて天ぷら料理ができる。
その揚げ物専用の鍋で天ぷら料理をしたら、
その鍋ごと保管する。
後日、その鍋で揚げ物をしたり、
フライパンに油を取り出して炒め物をしてもよい。
そうすれば、オイルポットがなくても、
油を保管できる。
いずれにしても、使い終わったら、
揚げカスを網ですくって、
油をきれいにしておこう。
油はよく冷ましてきれいにして保管しよう!
油の処分方法
油を何回か使い、
油の状態を見て、
処分する日がやってきた。
ここで、
「牛乳パック」と「新聞紙」
を用意しよう。
牛乳パックに新聞紙を詰め込む。
そして、その中に冷めた油を入れる。
こうすることで新聞紙が油を吸い取ってくれるのだ。
あとは、自治体ごとに決められた方法で
捨てればOKである。
牛乳パックがなくても、
ビニール袋に新聞紙を詰め込んでも
OKだよ!
さあ天ぷら料理。舞台は整っている!
我が家には、
天ぷらなどの揚げ物専用の鍋がある。
油の保管や処分のやり方がわかるので、
安心して、鍋の中に油を注ぎこむことができる。
バットの上に網を置く。
これで、揚げた後の流れもOKである。
小麦粉、水、卵で天ぷら衣を作っておく。
これで、舞台は整ったのである。
無事に天ぷら料理がスタートできるのだ。
あとは、野菜炒めを作る感覚で、
野菜などをカットする。
野菜炒めではフライパンで炒めるが、
こちらは、衣をつけてから鍋に入れる。
揚げ終わったら、
網を置いたバットの中に移して完成!!
準備が億劫に感じがちだが、
準備されできれば、
もうそこには天ぷら料理が待っているのだ!!
「油を制するものは天ぷら料理を制す」ってね!
まとめ
天ぷら料理。
揚げ物料理全般に言えることだが、
たくさんの油を使うことって、
料理していてもなかなか機会がない。
そのような場合だと、
やはり天ぷら料理というか、
たくさんの油を扱うことに
抵抗感を持ってしまいがちである。
「たくさんの油を使うのは大変そう。」
そう感じるのなら、
「油を使うどの場面で大変なのか?」
というのを掘り下げてみる。
きっと、天ぷら料理をやっている最中は
楽しくていいが、
その後の保管のやり方と、
最後に捨てる方法がよくわからず、
大変な気がするのだと気が付くだろう。
オイルポットを買ったり、
揚げ物専用鍋を選ぶことで、
保管は何とかなりそうだ。
牛乳パックと新聞紙があるから、
処分も何とかなりそうだ。
あとは・・・、
あとは大丈夫そうかな?
おっ!これなら、
たくさんの油使うの怖くないかも?
天ぷら料理にチャレンジだ!!
たくさんの油の扱い方がわかれば、
料理の幅もグッと広がっていくだろう!!
天ぷら料理を一度やってみると、
要領もわかって、
次回以降もチャレンジしやすくなるね!