けん玉には、
3つの皿とけん先のある「けん」と、
「玉」がある。
3つの皿とけん先で、
玉を受け止めたり、
玉で「けん」を受け止めたりする。
この時、
体に「けん」や玉が当たらないように
注意するのだが、
けん玉の技の中には、
体の一部を使った技があるのだ。
その2つの技をご紹介。
➀リフティング大皿
玉を大皿に乗せた後、
サッカーのリフティングのように、
太ももで玉を蹴り上げて、
再び大皿に乗せる技。
太ももなら比較的当たっても痛くないし、
「けん」と玉を繋ぐ紐が伸び切ることなく、
玉を操れるのだ。
➁小指姫
「ふりけん」という技は、
前に送った玉を引き戻して、
玉をけん先に入れる技である。
小指姫は、
最後、けん先ではなく、
小指で玉を受け止めるのだ。
スポっと小指に玉が入ればいいが、
勢いよく戻ってきた玉が
小指に当たっただけでは、
成功ではないし、小指が痛くなるから、
注意が必要である。
このように、
体を使った技がけん玉にはある。
「体に当たってはミスなのでは?」
というイメージを逆手にとり、
むしろ体に当たったからこそ
成立する技がつくられたのだ。
けん玉の固定概念に捉われず、
いろんな可能性を模索して、
技を生み出していこう!!