中学生の頃、作詞するのに夢中になっていた。
英語の授業で覚えた英単語を作詞に使ってみたり、
思春期の複雑な想いを詩に乗せたりした。
ポケットサイズの小さなメモ帳に書き溜めたのだ。
そのメモ帳は学校に持って行き、
友達と見せ合ったりした。
その頃はギターを始めて、
ある程度のコードが押さえられるようになっていた。
そこで、詩に合わせてギターで適当にコードを弾き、
何となく曲っぽくしたりすると、
なんだかとってもおもしろかった。
ある時、英語の時間で2つの英単語を学んだ。
「hot(熱い)」と「warm(温かい)」であった。
英語の授業が終わり、
休み時間にメモ帳に書いたタイトル。
それが、
「I am hot and warm」。
私は熱くて暖かい?
今思い返すと、
よくわからない感じに思うが、
あの頃は、
「よくできたタイトルだ!」
って、思っていた。
中学生の頃の作詞に夢中になった体験から、
紙とペンがあれば、
あらゆる可能性が広がって、
楽しさが倍増していくのだと学んだのだ。