楽器を使わなくても、
鼻歌の録音と詩を書けば、
曲がつくれるよ!
※「曲づくりは、鼻歌をボイスメモに録音することから始まる。【体験談】(後編)」の記事はこちら。
この記事を読むとわかること
・自分が作詞作曲をつくった体験談を
述べていく。
・自分はギターが弾けるが、作詞作曲は、
ギターを使わずにつくり上げた。
・鼻歌でイイ感じのフレーズができたら、
スマホのボイスメモに録音する。
こうして、フレーズがいくつかできてくると、
曲ができあがっていく。
・作詞は、「誰のために」「何を伝えたいか?」
を意識すると気持ちのこもった歌詞ができる。
1、自分が作詞作曲をした体験談
自分はバンド活動で、主に有名な曲を演奏していた。
有名な曲だと、観客の方々も知っているため、
ノリやすく、ともに盛り上がることができた。
これはこれで楽しいのだが、
オリジナル曲を作って披露したい気持ちが芽生えてきた。
オリジナル曲ならば、
自分の作った曲で、自分の作った歌詞で、
自分の演奏で想いを表現することができる。
それは、バンド演奏により「自分らしさ」が出てきて、
唯一無二のお披露目ができるので、
これほど楽しいことはないと思ったのだ。
こうして、作詞作曲にチャレンジすることにした。
きっかけや目的ができると、
チャレンジする気にもなるよね!
2、どうやって作詞作曲したのか?
作詞作曲への意気込みは高まったが、
今まで、曲づくりをしたことがなかった。
曲をつくる時、
①曲をつくり、そこに歌詞を入れる。
②歌詞をつくり、その歌詞に合う曲をつくる。
このようなパターンでできあがる。
「作曲して、その後に作詞」か、
「作詞して、その後に作曲」か。
自分は順番にはこだわらず、
できるところ、
形になるところから手をつけていくことにした。
ちなみに、自分が作詞作曲したのは、
結果的に、作曲をして、
その曲調に合う歌詞を入れていった。
「今、良いフレーズ思いついた♪」ってとこから、
曲ができるきっかけになることもあるよね!
3、鼻歌でのイイ感じのフレーズが
できたら、録音する。
作曲するといっても、
いきなり始めから最後まで曲をつくるのは難しい。
曲づくりとなると、
例えば、
①イントロ
②Aメロ(1番)
③Bメロ(1番)
④サビ(1番)
⑤間奏
⑥Aメロ(2番)
⑦Bメロ(2番)
⑧サビ(2番)
⑨Cメロ
⑩大サビ
⑪アウトロ
このような構成で曲ができあがっていく。
これをつくろうと意気込むと難しく感じ、
途中で挫折してしまうかもしれない。
そこで、1フレーズ、またが1小節くらいの
短いものでいいから、
とりあえず口ずさんだ。
そして、「このフレーズ、いいかも♪」
と思えた時は、すかさずスマホのボイスメモに録音した。
「このフレーズは、
サビにすると全体的に穏やかな曲になりそう。」とか、
「このフレーズは歌い出しに使うといいかも!」とか、
フレーズをいくつもつくっていき、
それをパズルを埋めるように、
曲を少しずつ形にしていったのだ。
3秒くらいの良いフレーズができれば、
1つのピースとなり、
ピースを埋めていくことで、
曲というパズルが完成していくね!
4、「誰に」「何を」伝えたいかを
意識した。
先ほど、作曲した体験を述べたが、
曲づくりをする前に、
考えたことがあった。
それは、これからつくる曲は、
「誰のために」
「何を伝えたいのか?」
ということであった。
バンドでは、楽器や歌で曲を生み出し、
曲を通して観客の方々に伝えていく。
バンドは1つの表現方法であるのだ。
これからつくる曲を通して、
自分を表現し、人に伝えたい。
それは、
「バンド関係の友達3人」
に対して、
「友達3人との楽しい思い出が自分の心を満たしてくれた、
そのかけがえのない喜びと感謝の気持ち」
を伝えたい。
そう。「友達への感謝」を伝えるため、
曲をつくったのであった。
テーマがあるから、曲の始めから最後まで、
1本の軸を持って、できあがっていくよ!
※「曲づくりは、鼻歌をボイスメモに録音することから始まる。【体験談】(後編)」の記事はこちら。