雑談は雑に扱わずに丁寧にすると、
周りも自分も笑顔になれる!
目次
この記事を読むとわかること
・「マンガでわかる!雑談力 ~トレーニングで話はうまくなる~」
は、櫻井弘さん監修である、雑談力を上げる方法がわかる本である。
・雑談が上手にできると、誰とでも会話が盛り上がり、
仕事でもプライベートでも
円滑なコミュニケーションをとることができる。
・自分がこの本を読んでみて、
印象に残ったことは次の7点である。
①挨拶ひとつでいくつもの効果がある。
②自然なあいづちは相手に興味を持つことから始まる。
③相手の言葉をくり返すだけで話を聞いているとアピールできる。
④雑談をムダ話にしないためにテーマを決める。
⑤話をちょい盛る。
⑥プラス言葉を積極的に使う。
⑦さまざまなことに関心を持つ。
1、この本の紹介
「マンガでわかる!雑談力 ~トレーニングで話はうまくなる~」
は、櫻井弘さん監修である本である。
タイトルにあるように、マンガでわかりやすく描かれており、
また、文章でも体系的にまとめられている。
マンガは物語形式であり、CAである主人公が上司や同僚、
お客様や合コン相手とのコミュニケーションの中で、
雑談力を高めていき、
自分も相手も笑顔になって良好な関係を築いている。
仕事でもプライベートでも、雑談力はあらゆる場面で
使えるスキルである。
雑談を通して円滑で良好なコミュニケーションをとり、
それが良い人間関係に繋がっていく。
そして、自分自身が成長していくのである。
マンガがあるから読みやすいし、
自己啓発になる内容だね!
2、この本は、こんな人にオススメ!
先ほども述べたように、
雑談力はあらゆる場面で使えるスキルである。
人間、1人では生きていけないので、
誰もが他の人とのコミュニケーションが必要であり、
それを磨くには雑談力は重要である。
そのため、この本は、
誰にとってもオススメな本を言えるだろう。
ここで、自分が考える「特にこんな人にオススメ!」
というのは、次のとおりである。
①コミュニケーションをとるのが苦手で克服したい人
②職場で円滑にやりとりするために雑談を活用したい人
③自分や相手のおもしろさを引き出したい人
この本を読めば、雑談力の向上によりコミュニケーションを
とるのが上手になる。
また、上司や同僚、取引先と良い関係が築けて仕事がやりやすくなる。
さらには、自分の魅力や特別な体験談を相手に十分に伝えることができ、
逆に相手の魅力を引き出すこともできる。
人の悩みは人間関係によるものが多いと聞いたことあるけど、
雑談力を上げれば、悩みの改善に繋がりそうだね!
3、自分が印象に残ったこと7選
この本では、雑談力を上げるための方法や考え方が書かれている。
そこで、自分が実際に読んでみて、感心したことや勉強になったこと、
実践したいことを次に述べていく。
自分が特に印象に残ったものは、次の7つである。
①挨拶ひとつでいくつもの効果がある。
さわやかで気持ちのいい挨拶は、
いろいろな良い効果があると、
この本には書かれている。
それは、気分が良くなったり、会話のきっかけになるのだ。
自分だけでなく、相手に対しても効果がある。
相手の承認欲求を満たし、
あなたへの評価が上がり、
笑顔が増えるのである。
「挨拶しないと」だったり、
「挨拶しなければ」というように、
義務感を持って挨拶する人もいるだろう。
だが、このように挨拶することで良い効果がいくつもあるので、
自発的に心を込めて挨拶した方が、
良い関係を築いていけると言えるだろう。
②自然なあいづちは
相手の話に興味を持つことから始まる。
あいづちは、ただ頷いたり、
「はい。・・・はい。」
と返事をするだけではない。
基本的な6つのあいづちがあり、
状況に応じて使いこなすことが大切であり、
奥が深いのである。
話を弾ませて相手と楽しい会話にするためには、
あいづちに対する知識やスキルが必要ではある。
だが、何よりも大切なのは、
「心から相手の話に興味を持つこと」
である。
そうすることで、自然と感想や質問が生まれてきて、
心のこもった自然なあいづちになっていくのだ。
③相手の言葉をくり返すだけで
話を聞いているとアピールできる。
相手の話を整理したり、
相手の言葉をくりかえす。
なぜ、このような返しをするのか?
それは、
「相手に【私はあなたの話をしっかり聴いてますよ!】
とアピールし、相手に伝えることができるから」
である。
自分は相手の話を聞いていても、
それが相手に伝わらないと、
相手は「話聞いてないのかな」と思われて、
あなたの評価も下がってしまう。
あいづちは受け身の姿勢ではなく、
相手に話を聴いていることをアピールし、
相手が安心して話ができるようにするための、
積極的な姿勢だと言えるだろう。
④雑談をムダ話にしないためにテーマを決める。
仕事や本題の話と違い、
雑談は自由に気楽に話せるという人もいるだろう。
だが、話が整理されておらず、
何が言いたいかわからない話をしていては、
楽しい雑談がムダ話になってしまう恐れがある。
テーマを決めて、どんな話をするのかが見えた状態で切り出せば、
ダラダラした話にはならないだろう。
「つまり、・・・である。」
と一言で表現できるようにすれば、
話に軸ができるので、
相手も安心して話を聴くことができ、
より建設的な話ができるだろう。
⑤話をちょい盛る。
例えば、何かを説明する時、
視覚的な表現をすることで、
相手がイメージをつかみやすく、
印象に残る話になるだろう。
「激辛ラーメン」よりも、
「地獄のように赤いスープの激辛ラーメン」の方が、
相手の脳裏には、鮮やかな赤色が浮かんでくるだろう。
また、話のポイントとなる部分で、
話を盛ることで、より魅力的になる。
ただ、頻繁に話を持ったり、
極端に話を盛ると、
聞き手から嘘くさく感じられてしまう。
なので、要所要所でのちょい盛りにすることで、
自然な形で話が盛り上がるようになるだろう。
⑥プラス言葉を積極的に使う。
「~できない。」のようなマイナス言葉を使っていると、
会話が暗くなり、楽しい会話にはならないだろう。
「~できない。」とあっても、
「~ならできる。」のように、
プラス言葉に変換することができる。
そうすることで、自分の気持ちも肯定的で明るくなる。
それが相手にも伝わり、
楽しい雑談へと発展していくだろう。
⑦さまざまなことに関心を持つ。
雑談力に対するさまざまな知識ややり方が
この本には書いているが、
自分が最も大切だと思ったのは、
「さまざまなことに関心を持つこと」
である。
高く広い教養を持つことで、
あらゆる話題に順応して話すことができ、
相手が喜んでくれる返しができるようになる。
日頃から、さまざまなことに関心を持って、
人間力を高めることで、
誰に対しても、どのような話題に対しても、
自分も相手も楽しい雑談ができるのである。
7つ挙げたけど、
どれも今日から実践できることだね!
さいごに
雑談力を上げる方法の1つとして、
「相手の話を要約する」
ということが、この本に書かれてあった。
「つまり、こういうことですね!」
と、一言で言えるように、
自分で話を整理してまとめるのである。
この雑談力の本を要約するとなると、
「雑談力を上げることで、周りの人たちと
良好な関係が築くことができる。
そうすると、仕事やプライベートが充実したものになり、
笑顔が溢れる幸せな人生を送ることができる。
その雑談力はトレーニングすることで磨くことができ、
そのための方法を6つの法則で紹介している。」
このようなことだと考える。
要約といったが、文章が長くなり、
自分の考えや自分の言葉も織り交ぜた形になってしまった。
自分もこの本に書かれているように、
トレーニングして雑談力を磨き、
周りの人も自分自身も楽しくなる生活を送っていきたい。
雑談するのって、人と人が生きていくのに
大切な時間なのだと感じたよ!