期待しすぎると、
自分にも相手にも心を塞いでしまう。
この記事を読むとわかること
•相手に過剰な期待をすると、
期待どおりにならないと
ガッカリしたり怒ったりしてしまう。
•これは自分自身に対して期待しすぎても、
落ち込んでしまう恐れがある。
・期待しすぎなければ、
相手にも自分にも苛立つことはなくなる。
•「こうしてほしい!」
これを感情に流されずに伝えて、
良い関係を築いていこう。
1、自分の都合のいいように期待してしまう。
例えば、友達に遊びのお誘いをする時、
「今週なら大丈夫だろう。」
「今日のうちに返信くるだろう。」
このように、無意識でも期待をしている。
そして、遊びの日が合わなかったり返信が来ないと、
「なんで遊べないのだろう。返信来ないのだろう。」と
心を乱してしまいがちである。
このように、自分の都合のいいように期待をして、
期待どおりにならず相手を責めがちになることはよくある。
2、自分自身に対しても
期待しすぎてしまう。
これは、自分自身に対しても言えることである。
「今日はできなかったけど、明日やればいいや!」
このように、「明日の自分」に期待することがある。
また、大きな目標は立てたが、
目標達成までの計画がないのに、
「何とかなるだろう!」
って思って、自分の力を過信することもある。
そして、明日もできなかったり、
目標に全然近づけないと、
自分の力のなさにガッカリすることもある。
こうなると、
「どうせ自分はうまくできない。」
って、ひがんでしまうかもしれない。
3、相手にも自分にも
期待しすぎない。
この記事で言っているのは、
「期待してはいけない」
ということではない。
相手には少なからず無意識に期待してしまうことはあるし、
自分に期待できないというのは寂しいものである。
ここで言っているのは、
「期待しすぎない」
ということである。
小さい期待値で見通しをつけるのだ。
そうすれば、返信が遅かったり、断られても、
そう悲観することはなくなる。
また、承諾してもらえると、
期待以上の結果になるため、
嬉しくなったりする。
自分自身に対しても、
小さな目標、
実現しやすい目標を立ててみるとよい。
そして、目標を達成できれば、自信がつく。
「いきなり大きな目標は難しくても、
小さなことでもコツコツと達成できるんだ!」
って、前向きになれる。
4、感情に流されず相手に
伝えてみる。
先ほど、相手に期待しすぎなければ
悲観することもなくなると話した。
だが、度が過ぎると、苛立ってしまうかもしれない。
例えば、よくドタキャンをする友達がいるとして、
「この人は来てくれないかもしれないが、
そうであればまた今度でいいや。」
と、期待しすぎない心構えでいたとする。
「この人はそういうものだ。」って、
割り切って付き合えば、
友達の嫌な面よりも良い面に目が向いて、
良好な関係を築いていけるだろう。
だが、
「自分がやりたいことも我慢をして、
時間をつくったのに、
こう毎回ドタキャンされては腹が立つ!」
という人もいるだろう。
その場合、
その友達から距離を置くというのも手である。
だが、これからも付き合っていきたいと思うのなら、
「ドタキャンをされると私は悲しい。」
と伝えた方がよいだろう。
もし、期待しすぎてドタキャンされたことで怒りが高まり、
その勢いで友達に言ってしまうと、
反発されたり逆効果になってしまうかもしれない。
友達との友情が揺らぐ危険もある。
期待しすぎないことで、
感情に流されず、
それでも嫌に思うのであれば、
感情と切り離して穏やかに友達に伝えよう。
さいごに
「頑張ってね!」
「期待してるよ!」
このような励ましの言葉は、
時にプレッシャーになることがある。
期待することに慣れてしまうと、
「これができて当然だ。」とか、
「こんなの当たり前だ。」のように、
そんな感情を、人に対して無意識に
放ってしまうおそれがある。
こうであるのが当たり前で、
少しでもできなかったことがあると、
自分が過剰に反応して悲観する。
こうなると、感謝の気持ちは消えていき、
自分は恵まれてないと塞ぎ込んでしまう。
逆に、当たり前のように思えることでも、
考えてみるとありがたいことだったり、
恵まれていることに気づくかもしれない。
期待しすぎず、
人と接したり、
自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。