設置された会社に確認してみよう。
目次
この記事を読むとわかること
・敷地内に電柱や支柱があったら、
使用料がもらえたり、移設してもらえる場合がある。
・電柱を設置した会社に確認してみよう。
・前所有者が「電柱無し」で申請していると、
使用料はもらえないままである。
・立地や配線状況によっては、
移設してもらえないこともある。
1、敷地に電柱があった。
自分の家の敷地に電柱がある。
端っこに立っているので、
特に支障があるわけではない。
そのため、電柱が敷地内にあっても、
そのまま放置している人も
いるかもしれない。
でも、それって、
もったいないことをしているかもしれない。
2、敷地内に電柱があると
使用料がもらえる場合がある。
電柱が敷地内にある場合、
電柱を設置した会社から、
土地使用料がもらえることがある。
そんな話を聞いたことがあった。
そのうち、使用料が振り込まれたり、
入金の連絡があったりするのかも?
だが、そのような連絡も気配もなかった。
そこで、設置された電力会社に聞いてみた。
「自分の家の敷地に電柱があるのですが、
この電柱の使用料はどうなっていますでしょうか?」
電話で、このように聞いてみた。
一度、電柱を確認するために
お伺いしてくれることになった。
3、電柱を確認してもらい、
使用料の手続きができた。
数日後、電力会社の人が確認しに来てくれた。
そして、ここの敷地をいつから所有したかが
わかる書類を見せたり、
振込先の口座番号を書いたりした。
こうして、使用料の手続きができた。
使用料は電柱1本あたり月額いくらと
決まっているらしく、
3年に1回まとめて使用料を振り込んでくれる。
ちなみに、ここの敷地を所有した日まで遡って、
使用料を振り込んでもらえることになった。
4、手続きしないと使用料が
もらえないところだった。
今回、自分が電力会社に連絡することで、
使用料の手続きができた。
もし連絡してなかったら、
使用料はもらえなかったのである。
電力会社の人の話によると、
使用料がもらえない原因として、
前所有者の申告によるものがあるとわかった。
前所有者が土地を引き渡す時に、
電力会社に敷地内の電柱の有無について
申告するそうである。
だが、自分の敷地の前所有者が、
「電柱無し」で申告してしまったようである。
それは、全所有者がよく確認せずに、
誤った回答をしてしまったそうだ。
そうなると、電力会社からしてみると、
そこの敷地は電柱がないから、
使用料についての案内を今の所有者に
する必要がないということになってしまう。
面倒でも、電話して確認してよかった。
5、支柱も対象になることが
ある。
電柱の他にも、黄色い支柱も対象になることがある。
電柱が何本あるのか、
支柱もあるのか、
詳細を設置会社に伝えよう。
ちなみに、自分の敷地に支柱もあり、
支柱の使用料の手続きもできた。
6、移設してもらえることも
ある。
今回は電柱が生活の支障にならなかったため、
使用料の手続きをして解決した。
もし、電柱により支障がある場合、
移設してもらえる場合もあるそうだ。
ただ、立地や電線の配線状況によっては、
移設できない場合もある。
ちなみに、電力会社の人に聞いたところ、
自分の敷地にある電柱では、
何軒もの家を電線で繋ぐ重要な電柱らしく、
移設できないだろうとの事だった。
さいごに
電柱が敷地にある場合、
電柱を設置するために、
土地を貸しているということである。
そのため、設置した電力会社は、
その土地を所有している人に対して、
「土地を使わせてくれてありがとう!」
ってことで、お礼に使用料を払っている。
そう考えてみると、
電柱が敷地にあったら、
連絡しなくちゃっていう気になるだろう。
でも、そのことを知らなかったら連絡しないままで、
使用料がもらえないのだ。
また、古そうな電柱だと、
「こんなに古いんだから、使用料も何もないよね。」
と思い込み、連絡するのも億劫だから放置してしまう。
実は、ちゃんと使用料がもらえたとなると
もったいないだろう。
このように、知るか知らないか、
面倒でもちゃんと確認するかしないかで、
お得なことを逃したり、
損をしてしまうことがある。
日々の生活で、いろんなことに対して
興味深く聞いてみたり、
本を読んだりして、知識を高めていこう。
知らないことでも、
興味のあること、
自分の生活に関係しそうなことを
知ろうとすることで、
「知ってって良かった。」
って思えることもあるのだ。