健康でいたいから、胃カメラにチャレンジした。
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この記事を読むとわかること
自分が人間ドッグで胃カメラを飲んだ体験談をご紹介。
胃カメラには、口から入れるのと、鼻から入れるのとで2つのパターンがある。
また、鎮静剤を使用して胃カメラを入れるやり方もある。
自分は鎮静剤を使わずに鼻から入れるパターンを選んだ。
自分の場合、喉の奥に入ったスコープを
飲み込むのがうまくできず、
何回かチャレンジしてようやく飲み込めた。
飲み込んだ後は、さほどの違和感は感じずに、
消化器官の内部が映された映像を見る余裕はあった。
胃カメラでより精密に検査してもらうことで、
いつまでも健康な体を手に入れて、
夢を実現させていきたい。
1、夢実現のために胃カメラ?
なぜ、自分が胃カメラにチャレンジしようと思ったのか。
それは、「生涯現役で、自分の夢を
実現させていきたいから。」
という理由に尽きる。
自分の夢には、「これをやりたい!」だったり、
「人のためになることをしたい!」というのがある。
自分の夢を実現させるためには、
まず「体が健康である。」というのが大前提である。
健康でなければ、可能性が狭まり、
夢を諦めざるを得ない状況になるかもしれない。
そこで、人間ドッグで自分の体を
よく検査してもらうのである。
何か異常があった時に、
早期発見・早期治療ができるので、
健康でいられる可能性を
少しでも高めることができる。
以前にバリウムはしたことはあったが、
胃カメラの方がより精密に検査できると知り、
胃カメラへのチャレンジを志したのだった。
2、胃カメラってどんな検査?
胃カメラは、先端にカメラがついた
チューブ(内視鏡)を口または鼻から挿入し、
消化器官内部(食道・胃・十二指腸など)を
検査するもの。
口から入れる経口タイプと、
鼻から入れる経鼻タイプがある。
また、鎮静剤を使用し、
ほぼ眠った状態で検査を
受けられるものもある。
自分はこの中で、鼻から入れる
経鼻タイプを選んだ。
経口タイプよりもキツくないと聞いたことがあり、
鎮静剤を使うとその日の運転ができないので、
交通面を考えて、経鼻タイプにした。
3、人間ドッグまでにしたこと
胃カメラについてネット検索したり、
周りの人に感想を聞いたりしたが、
それで完全に安心することはできなかった。
胃カメラという未知の世界なので、
どうしても不安がつきまとうのだ。
胃カメラでは横向きになった状態で
医師の合図で胃カメラをゴックンする必要がある。
それを知った自分は、
事前にイメージトレーニングをしてみた。
そんなこんなで、胃カメラの流れが
何となくイメージできた感じがした。
不安は拭いきれないけど、
何をされるのかはわかったので、
後は身を委ねてなるように
なるしかないと悟ったのであった。
4、人間ドッグ当日
ついにこの日はやってきてしまった人間ドッグ当日。
以前は胃カメラはしなかったので、
今回の人間ドッグはより緊張感があった。
胃カメラは最後であるため、
他の検査が順調に進んでいく。
そして、胃カメラの待合室では、
何とも言えない緊張に包まれていく。
自分より先に検査を受けた年配の方が
何事もなかったかのような表情で
検査室から出ていった。
(慣れれば何てことはないのかな・・・?)
何てことを思ったが、
やはり初めてのこと、未知の世界に飛び込むのは
ドキドキである。
そして、ついて名前が呼ばれてしまった。
すぐに横になって胃カメラかと思ったが、
検査室に入る直前の待機スペースがあった。
そこで、看護士さんが、鼻の穴は左右のどちらから
入れるのがよいか診てもらったり、
麻酔をするための液体を鼻から入れたりした。
こうして、胃カメラをする準備は
無常にも整ってしまったのであった。
5、ついに胃カメラを飲む
検査室に呼ばれてしまった。
最初にお医者さんがいろいろ確認するために話してくれる。
その時に「初めてで緊張してます。」と言えたことで
少しだけ緊張が和らいだ。
また、自分は錠剤が飲めないくらい
ゴックンをするのが苦手なため、
胃カメラを飲み込める自信がない。
そのことを素直にお医者さんに告げると、
「やってみて難しそうであれば、
バリウム検査に切り替えることも
できるので大丈夫ですよ。」
と言ってもらえて、また少し安心した。
そして、横になり、鼻からチューブを入れる。
チューブの先端にはカメラがあり光っている。
鼻に入れる瞬間、チューブ先端の光が目に入る。
その光が視界いっぱいになると、
これから新しい世界へ導かれる合図のように思えた。
チューブが喉の奥にいくのはスムーズだった。
喉の奥にチューブが当たっているのか、
違和感を感じる。
ここで、「ゴックンしてください。」と
お医者さんから合図が入る。
検査直前の待機スペースで、
胃カメラのコツについて映像が流れており、
「ゴッくんする時は、
あめ玉を飲み込むイメージで飲み込みましょう。」
と説明があったのを思い出した。
喉の奥にあめ玉があってそれを飲み込むように
ゴックンしてみる。
(うまく飲み込めたかな?)
しかし、飲み込めてなかった。
もう一度、合図が入り、ゴックンをする。
だが、飲み込めない。
これを何回かくりかえしたが、
ゴックンのやり方がよくないからなのか、
飲み込めず、心が折れかかっていた。
一度、チューブを鼻から取り出し、
小休憩することになった。
「もう一度やってみましょう。」
というお医者さんの提案に断ることもできたが、
流れに身を任せ、再チャレンジすることに。
ここまできたのに、胃カメラ中断も嫌だった。
そして、何回目かのゴックンをする。
(また失敗かな?)
と思ってたら、何とか飲み込めたみたい。
安堵感に包まれた。
自分の場合、飲み込んだ後は、
それほど違和感を感じることはなく、
モニターで映像を見る余裕があった。
初めての胃カメラ。お医者さんが消化器官の内部を
診てくれる。
「ここも問題ないですね。」と、リアルタイムで
映される映像を見て診断してもらい、
異常がないことに安心した。
ひととおりの検査が終わり、
スコープが鼻から出る。
こうして、緊張でいっぱいだった胃カメラを
無事にすることができたのだ。
次回する時は、1回でスコープを
飲み込めるように、
ゴックンが上手になるように
しておきたいと強く思った。
まずは、飲み込めない錠剤を
飲めるようになりたいと思った。
まとめ
初めてのこと、未知の世界のことは怖い。
緊張する。
それでもチャレンジしたいというのは、
そこに何か得るものがあるからである。
自分の場合、胃カメラにチャレンジしたのは、
「自分の夢を実現させるための大前提として、
健康な体で長生きする。」という目的で、
健康を得るためにチャレンジした。
また、知らないことを1つでも減らして、
知っていることを1つでも増やすと、
不安材料は減っていく。
胃カメラの種類や流れを調べたり、
周りの人に感想を聞いたりし、
何をするのかが見えてくる。
それでも、不安を完全に拭いきれることはない。
やはり、実際に体験してみないと
わからないからである。
今回の体験談が、
これから初めて胃カメラにチャレンジする人、
何か未知の世界のものに
チャレンジする人にとって、
お役に立てれば幸いである。