苦手を克服したい。
「胃カメラを飲んだ体験談」の記事はこちら。
「錠剤が小さいのだけ飲めるようになった体験談」はこちら。
目次
この記事を読むとわかること
錠剤との出会いから現在までの体験談より、
錠剤が飲めるようになるために、
何をしているのかをご紹介。
具体的にやっていることは、
「ラムネトレーニング」である。
また、飲み込む時には、
次の3つのテクニックを使う。
1、舌の真ん中に錠剤がくるようにして
飲み込むとうまくいく。
2、「薬を飲む。」ではなく、「水を飲む。」という意識で飲み込む。
3、1口で飲み込める水の量を把握する。
飲み込むラムネを少しずつ大きくしていき、
長期的に克服していっている最中である。
1、錠剤が飲めなくなった!
1、錠剤が飲めていた幼少期
小学生の時、生まれて初めて錠剤を飲んだ。
最初は感覚がつかめず、うまくゴックンができなかった。
でも、何回かやっていくうちに錠剤が飲めるようになった。
ある時は、錠剤2つを同時に
ゴックンしていたのを覚えている。
2、喉に詰まらせたトラウマ
ある時、また錠剤を飲むことになった。
いつも通り錠剤をゴックンする。
だが、この時、どうしたわけだか、
喉に詰まらせてしまい、苦しい思いをした。
それ以降、スムーズにゴックンできていた錠剤が
飲み込めなくなってしまった。
「また喉に詰まらせたらどうしよう」
という意識が残ってしまい、
ゴックンという動作が怖くてできない。
3、克服しようとしたが改善せず
水をたっぷり口に入れてみたり、
天井を見る体勢で錠剤が喉の奥にいくように
してみたが、ゴックンができなかった。
小さい錠剤でも、
怖くてゴックンできなかったのだ。
2、錠剤が飲めないとどうなるのか?
それから、病院で薬をもらう時は
粉薬や錠剤を攪拌したものでお願いした。
錠剤しかない場合はチャレンジするが
ゴックンできず、噛み砕いて飲んでいた。
ご飯を食べる時は何も気にせずに飲み込めるのに、
錠剤だとトラウマからゴックンできないのだ。
3、大人になって再びチャレンジすることに
大人になっても錠剤は飲めなかった。
ある時、病院で粉薬か錠剤を攪拌したものをお願いすると、
お医者さんが「お薬飲めたね」のようなゼリーで飲む商品も
売ってるから、錠剤で飲んでみたら?」と提案され、
渋々うなずいた。
こうして、幼少期のトラウマで諦めていた錠剤を
飲むことに再びチャレンジすることにした。
4、わずかだが、前進した
服用補助ゼリーでチャレンジするがうまくいかない。
飲み込み方をネット検索すると、
「錠剤が飲めない人はつい上を向いて
飲もうとするが、下を向いた方が飲みやすい。」
という情報をゲットした。
今回はすぐには諦めず、時間がかかっても
粘ってみることにした。
すると、とても小さな錠剤を飲み込めるようになった。
「飲めるようになった」といっても、
1つ飲み込むのに20分くらいかかることもあった。
なかなか覚悟が決まらず、
ゴックンの動作に移れないのだ。
飲み込み方もぎこちなく、
飲み込めない時もある。
それでも、トラウマ以降、
錠剤が全く飲めなかった時期に比べたら、
わずかながら前進した。
5、最近、本格的にチャレンジしている
1、きっかけは胃カメラ
「胃カメラを飲んだ体験談」の記事はコチラ
ここ最近、錠剤が飲めるようにチャレンジしている。
きっかけは人間ドッグの胃カメラである。
胃カメラはある程度までは
お医者さんが管を入れてくれるが、
そこからゴックンをしないと食道に入っていかない。
胃カメラをする直前、受診室の前には
胃カメラのコツが書かれた映像が流れており、
「あめ玉を飲み込むように意識して
ゴックンしましょう。」とあった。
そこで、あめ玉を飲み込むように
ゴックンするがうまく管は入らない。
ゴックンを何回も失敗して心が折れかけた。
でも、4回目くらいだっただろうか、
なんとかゴックンができて
管が食道に入っていたのだった。
その時、「今度の人間ドッグで
胃カメラをする時は、
1回でゴックンできるようになりたい!」
と思うようになり、
克服するために本格的に始動したのであった。
2、ラムネトレーニング
改めて、ネット検索で錠剤の飲み方を調べてみた。
実際に克服できた人の体験談を読んだりもした。
その中で、自分が「これは効果があるかも?!」と
思えたのは次のとおりである。
1、舌の真ん中に錠剤がくるようにして
飲み込むとうまくいく。
2、「薬を飲む。」ではなく、
「水を飲む。」という意識で飲み込む。
※水の中に薬がちょっと入っているけど、
そこは気にせずに、その水を飲む。
3、1口で飲み込める水の量を把握する。
少なすぎず、多すぎない適量を
口の中に含む。
4、ラムネを錠剤だと思って飲んでみる。
以上から、1〜3のテクニックを駆使しながら、
「ラムネトレーニング」を始めたのだった。
3、少しずつ大きくする
ラムネトレーニングを始めて、
かれこれ10日ほど経つ。
画像に載せたラムネ商品も2本目になった。
ラムネを砕いて、
自分が安心して飲み込めるサイズにする。
最初は「極小にもほどがある!」
っていうくらいのミニサイズでチャレンジ。
それに慣れたら、ほんの少しだけサイズを
大きくする。
それがうまくいかなければ、
1つ前のサイズに戻してチャレンジ。
このように、
「3歩進んで2歩下がる」ような感じで、
気長にチャレンジしている。
今は、病院で出される、とても小さい錠剤の
サイズにもう少しで届きそうなサイズまできた。
時には、スランプになり、
初期の頃のサイズでも
うまくいかない日もある。
それでも、
「自分はこのサイズは飲み込めるんだ!」
と意識して自信をつけるように、
少しずつ克服のため行動している。
まとめ
錠剤へのトラウマから、
克服するための葛藤を紹介した。
まだ、克服はできていない。
心が折れて、諦めていた時期もあった。
それでも、幼少期に飲み込めた感覚を取り戻すため、
また、胃カメラを1回で飲み込めるようにするため、
1歩ずつ前に進んでいきたい。