お菓子づくりの中でも難しいとされている
シュークリーム。
簡単には作れないが、
実際に作れるようになるには、
実際にシュー生地を作ってみて、
ちゃんと膨らむまで試行錯誤が
必要になるだろう。
今回は、シュー生地が作れるようになるには
どうすればよいかに焦点を当てて
記事を書いた。
目次
この記事の結論
シュークリームを作るには、
まずはシュー生地を作れるようにする。
そのためには、動画を見て研究し、
実際に作ってみる。
そして、失敗した原因を考え、
またシュー生地づくりにチャレンジする。
生カスタードは市販品で簡単に作ることもできるため、
シュー生地を作れれば、
シュークリームが作れるようになる。
1、シュークリームの作り方をざっくり言うと・・・。
①シュー生地を作る
②生カスタード(カスタード+生クリーム)を作る
③シュー生地の中に生カスタードを詰め込む
ざっくり言うと、こんな感じ。
2、まずは、シュー生地を
作れるようになろう!
ここで目指すべきは、
シュー生地を作れるようになること。
生カスタードは、市販のものを使えば、
比較的簡単に作れる。
「カスタードの素」を使って、カスタードを作る
生クリームはチューブタイプのものを使い、
カスタードと混ぜればOK。
慣れてきたら、生カスタードを手作りするのも
おもしろい。
でも、「シュークリームを作りたいが、
なるべく手間をかけたくない。」
という人は、生カスタードづくりを簡略化しよう。
3、シュー生地の作り方を
ざっくり言うと・・・。
①下準備する
(バターや卵を常温に戻す、
しぼり袋をセットする、
オーブンを200℃で余熱する、etc…)
②鍋に水とバターを入れて沸騰させ、薄力粉入れて練る。
③卵を入れて練り、適度な固さにする。
④しぼり袋に入れ、天板に敷いたクッキングシートの上に
絞り出す。
⑤オーブンに入れ、200℃で20分、その後、
150℃で15分焼く。
※ざっくりと簡略化した作り方のため、
正しい作り方は各自でお調べください。
4、動画を見て、
調理工程をイメージする。
シュークリームのレシピを調べてみる。
そして、動画でシュークリームの一連の流れを
把握しよう。
動画を見るとわかるが、
シュークリームができるまでは
たくさんの工程がある。
そのため、難しく感じてしまい、
作るのをためらってしまうかもしれない。
動画見て難しいと思っても、
シュー生地作りのところだけは見よう!
それでも、シュー生地の作り方の流れだけを
繰り返し見てみよう。
頭の中で作り方の光景が浮かんでくるようになれば、
いよいよ調理をスタートさせよう。
5、実際にシュー生地を作ってみる。
➀知るのとやるのでは大違い!
作り方を把握して満足すると、
そこから先に進めない。
「自分も作ってみたい!」という
気持ちが大切である。
実際にやってみることで、
思ってたのと実際は違うことがわかり、
どうしたらうまく作れるか考えるようになる。
➁最初は失敗して全然OK!
お菓子づくりが得意な人なら1回で
うまくいくかもしれないが、
最初はうまく膨らまないことが
多いと思われる。
「最初は失敗するものだから、
とにもかくにもやってみよう。」
という気持ちでチャレンジしよう。
6、うまくできなかった原因を考える。
うまく膨らまなかったのには、
何かしらの原因がある。
動画を見直して、
自分の調理工程とどう違うのか
観察しよう。
よくある原因3選
(1)卵を入れる量を誤った。
卵を入れすぎると、
生地が柔らかくなりすぎて膨らまない。
反対に、卵の量が少なくても膨らまない。
目安は、ヘラですくった時、
残った記事が三角形の形になったら、
絞る作業に移る。
湿度、温度によって卵の量は変わるため、
これは経験を積んで、固さを見極めるしかない。
(2)絞る前にシュー生地が冷めてしまった。
絞るまでの作業に手間どり、
時間がかかりすぎると冷めてしまい、
うまく膨らまない。
また、バターや卵を常温に戻さずに使うと、
その食材の温度で冷めてしまう。
(3)オーブンに入れる前に生地の表面が乾いてしまった。
オーブンに入れる前に霧吹きを使い、
生地が乾かないようにする。
生地が冷めないように急いでオーブンを
入れて、霧吹きを忘れてしまわないように、
調理工程1つ1つをちゃんと確認していこう。
7、原因と対策を考え、
またシュー生地づくりにチャレンジ!
「これが膨らまなかった原因だろう。」
と仮説を立て、解決策を考える。
その上でもう1回チャレンジしよう。
また膨らまなかったら、また動画見直して、
またチャレンジする。
こうした思考錯誤が大切だ。
自分の場合、ちゃんと膨らむのに4~5回くらい
チャレンジした。
オーブンが機種によって焼き上がりが変わってくるため、
家のオーブンではあまり膨らまなかったが、
別のオーブンを使ったらうまく膨らんだ。
8、シュー生地が
しっかり膨らんだら・・・。
こうして、無事にシュー生地が膨らんだら、
後は中身を作って詰め込もう。
調理工程はこんな感じ。
➀シュー生地を覚ます。
オーブンから出したら、
ケーキクーラーの上に乗せて冷ます。
➁中身の生カスタードを作る。
先に述べたが、最初はカスタードの素と
チューブタイプの生クリームを使い、
簡単に作るのもOK。
➂「シュー生地に穴をあける」 or
「上部3分の1くらいのところをカットする」
シュー生地が冷めたら、生カスタードが詰め込めるように、
穴をあけるorカットする。
➃生カスタードをシュー生地の中に入れる。(「しぼり袋使う」 or 「スプーンを使う」)
シュー生地の中に生カスタードを詰め込めば、
夢にまで見たシュークリームのできあがり。
9、シュークリームを
手作りするのは格別!
今や、コンビニやスーパーで100円んでシュークリームは
買える。
シュークリームを美味しく食べるのは一瞬だけど、
作るのはこんなに手間も時間もかかる。
それなのに、どうして手作りするのだろう?
自分の場合、
シュークリームが膨らんでいくさまを見ると、
何とも言えない達成感がある。
また、出来立てのシュークリームは
生地がサクサクで格別である。
されに、生カスタードをたっぷり入れているので、
重厚感のあって格別である。
まとめ
シュークリームに限らないが、
「自分も作ってみたい!」
と思ったものを実際に作り、
おいしく食べられるのは幸せなことである。
いきなりシュークリームを作るのは大変なので、
まずはシュー生地が作れるようになろう。
こればっかりは、実際に作ってみないと始まらない。
作って失敗して、経験が積まれ、
生地の固さや温度を調整する目が養われるからだ。
レシピを調べて、動画を見て、
はたして、実際に作るかどうかはあなた次第。
やってみようというチャレンジ精神が
経験を豊かにしてくれるのかもしれない。