交通誘導では、どれだけ大きい声を出しても通行する運転手にの耳には届かない。
なので、手振り見ぶりで伝えることになる。
この時、はっきりとわかりやすく伝えるために、大きく合図することが大切である。
ちょっとオーバーかな?と思えても、運転手にとってはちょうどよかったりする。
例えば、右に曲がってほしい場合、右の方に指を指しただけだと、運転手から見るとわかりづらいことも。
そこで、時計回りに腕全体を回し続けてみる。
そうすると自然と身振りが大きくなり、運転手も「右に曲がれということだな!」と伝わりやすくなる。
交通誘導では、大きな合図が大切なコミュニケーションとなる。
一方、歩いている人に道を聞かれて、右に曲がると伝える場合、身振りはせずに「右に曲がってください。」と言えば済む。
身振りを入れるにしても、右の方を指差すような小さな最低限の動きで十分だろう。
ここでもし、時計回りに腕全体を回し続けて「右に曲がれ!」と大きな合図をしたら、違和感があるし相手もびっくりするだろう。
大きな合図にするか、小さく伝えるかはその状況に応じて変えればいい。
もし、相手にうまく伝わってないと感じたら、交通誘導での合図のように、大きくはっきり伝えるようにしてみよう。